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おはようございます。
いよいよ本格的にゴールデンウィークに入りましたが･･･今回はそんな雰囲気じゃないですねー
早く普通に釣りに行ける日々が戻る事を祈っています。
さてお話を楽しい方に切り替えて、ヒラマサジギング編に入ります。（笑）
昨日はファーストヒラマサをジギングで釣ったのは神津島だったと言うお話しまででした。
ヒラマサのパワフルなファイトはすごいとは思いつつも、近海ではなかなか大きなヒラマサに出会うことができませんでした。
しばらく時間が空き本格的にヒラマサジギングにハマったのが、ワールドマリン奄美がなくなりスタッフがバラバラに、遊魚を始めた頃でした。
クルー＆船長だったせーいちくん(現サンライズ船長)が、伊万里で遊漁船を始めるという話しだったので、いつも釣りに行くメンバー5名で玄界灘に訪れた事がきっかけでした。
その船は、今のサンライズさんからは想像も出来ない船で、壱岐に行くのにも数時間、対馬は今の男女群島レベルの遠さに感じる程遅い船でした（笑）
トイレも船内に無く、左舷の舳にカーテンで仕切られているだけでした。
それでも初の玄界灘で、ヒラマサの本格的なジギングは私の中でまだ手探り状態でした。
こんな新しい釣りを模索する時代が釣りとしては、面白いのかも知れません。
当時は平戸ジャーク全盛の時代でしたので、ロングジグを、とにかく動かして釣る釣りが流行していましたが、ひねくれる私は、いつもの釣りで挑みました。
今もそうですが、流行りの釣りを真似するのが、嫌いで（笑）自分なりの形で、自分の釣りに取り入れないと気が済まないタイプなのです。
しかし、最初の釣りでヒラマサが釣れず、それから逆に燃えてヒラマサのジギングに夢中になりました。（笑）
平戸ジャークも一応は、理解してやってはみますが、なんか人の釣りを真似してるみたいで気持ち悪かったので、同行のマッキーさんと一緒に色んなやり方を毎回試して、安定したヒラマサのジャークやルアーをせーいちくんの船に行くたびに試しました。
いつも壱岐の民宿のお風呂の中で、同行のマッキーさんと2人で反省会を開きヒラマサのジギングとカンパチのジギングの違いを議論したり、新しいジグがどう言う感じだったかを話しあいました。（笑）
そういう事が大切ですよねーやっぱり。
今はネットの情報を鵜呑みにする時代なので、情報が偏っています。
毎釣行事に、自分の考えが正しいか正しくないか、色々話して昔の雑誌などをひっくり返して少しの情報をヒントに、新しいことに挑戦するスタイルは、クラシックスタイルなのかもしれませんが、得る物が大きいと思います。
その後はそこそこ、ヒラマサは釣れるのですが、まだまだ思うように釣れず、さらにヒラマサジギングの世界にハマって行きました（笑）
せーいちくんの船も、小型船から大きな船に変わり、対馬や五島エリアにも行ける様になるとだんだん、ヒラマサも安定して釣れ初めて来ました。
ただやはりしっくり来ないのです。
自分に合うルアーが、今ひとつ見つけられず、試行錯誤の繰り返しだったのですが、その頃発売されたMGクラフトさんのスキルガンマーと言うロングジグは、実にしっくりきました。
流行りのジグをあまり飛ばす事なく、一定のリズムでジャークを行い、安定してヒラマサをキャッチ出来る事が出来ました。
スキルジグは、カンパチのジギングの創世記からのメタルジグで、そのままヒラマサジギングで使っていたのですが、今ひとつしっくりきてなかっただけに、このスキルガンマーは実にヒラマサのジギングに特化されたルアーでした。
しかも、ジグが美しいのが1番の魅力でです。
自分なりの釣り方で、自分の好きなジグで、自分なりの動かし方で安定して釣れ始めたのが、この頃でした。
続く･･･
