おはようございます。
今日は先日お借り致しましたタックルのインプレをお送りします。
今回はトゥルースジャパンさんのホワイトインサイト8010(仮名)プロトです。
ホワイトインサイトシリーズは開発当時はマグロ向けのロッドというイメージでしたので、あまり自分の好みではないかな?という先入観はあったのですが、828を輪島で使ってみたら驚きました。
キャストスピードは個々違いますが、ゆっくりスゥイングする方にはもちろん合いますが、キャストスピードが早くてもブレが思ったよりも少なく、快適にキャストできました。
その時お借りしてましたホワイトインサイトの828を輪島で使って頂いた山田さんが9キロのブリをキャッチしましたが、非常に余裕がありました。
まあブリだからって思ってましたが、今回は828にて12キロオーバーのヒラマサを根のキツいエリアでキャッチ。
ホワイトインサイトシリーズのポテンシャルがよくわかる一匹でした。
トゥルースジャパンさんの10パワーは強烈なパワーがあるので、私にはキツいかな?と思って、今回のホワイトインサイト8010を曲げさせて頂きましたが、非常にバランスが良く、アングラーのレベルに合わせたベンディングカーブを描く事がわかりました。
要は、相模湾のキハダや玄界灘のマグロなどの緩めの20キロ〜40キロクラスのドラグテンションや、根のキツいヒラマサでのハードなドラグテンションにも安心して対応できるというイメージです。
なので、このモデルは体格を気にせず、使えるシリーズだと思います。
あと好みなのは、ガイドセッティングです。
今使用してますオーシャンスプリンターの838もガイド系が大きくて好みなのですが、ホワイトインサイトシリーズもガイド系が大きくていいですね。
今回はわざと、プロセレナノダックスショックリーダーの210ポンドを通常2ひろ半(約4m弱)つけるところ、4ひろ(6m弱)付けてPEライン8号を少なめにして投げました。
それでも全くストレスなくキャストが可能だったので、PE10号でも230ポンドリーダーでも大丈夫そうです。
強いタックルは欲しいけど体力に自身のない方にも最高のアイテムになりそうですし、本格的な強いドラグテンションにも答えてくれるそんなロッドだという印象でした。
残念ながら、今回は魚をかける事が出来ませんでしたが、発売が楽しみの1本となりました。
GTにもヒラマサにもマグロにも幅広く、ヘビーなタックルながら身体に優しいロッドをお探しの方には是非ご検討頂きたい1本です。