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リールの歴史 ステラ編 後編 (2021/02/22)

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おはようございます。

 

今日は先日のお話の続きです。

 

08ステラが発売になり、本格的なキャスティング用のリールが完成しました。

 

スプールの形状を変えて、スローオシュレートシステム(ゆっくりスプールが上下する機能)がなくなり、ボディも非常に軽くなり当時の釣りと非常にマッチしました。

 

ドラグの強さ以外は、言うことなしのリールで、完成度が非常に高かったと思います。

 

しかし…発売から約1年後、遠征先のトラブルが相次ぎました。

 

やはりラインローラーのトラブルです。

 

最初は問題ないのですが、ラインローラーの錆が始まると、上のメッキ部分の金属が浮き上がり棘状になってしまい、ラインがあっという間に切れてしまいました。

 

これは最初全く気づかず、魚がかかる度にラインブレイク…

 

最初はロッドのガイド割を疑い、詳しく見ても割れがなく不思議に思っていました。

 

しかし、それを発見した時は、衝撃でした。

 

ラインを巻く度に、ラインがボロボロになってしまいます。

 

これは何台も修理リールが出てきたのでメーカーさんのリコールとなり、全てのステラ08swが回収修理となりました。

 

もし…中古の08ステラswを購入される場合は、このリコール後の修理が完了してるかどうか?ご確認ください。

 

一目でわかるので詳しくはお問い合わせください。

 

ただこのリールは、既にメーカーさんで修理出来ないモデルになっていますのでお気を付けください。

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そして完成度の非常に高い13ステラswが発売の流れとなります。

 

このリールは、08swよりも少し重くはなりましたが、キャスティングのトラブルもさらに少なくなり、ドラグ力もアップしました。

 

現在の釣りで使えるリールは、実質ここからになると思います。

 

トラブルも大きなトラブルがなく最近まできたのですが、やはりラインローラーの下部ベイルのメッキが剥げ、08ステラswと同じ症状が最近見られました。

 

そこだけお気を付けください。

 

キャスティングリールとしては、完成度が非常に高いと思います。

 

そして現在の19-20swステラ。

 

これは、私は、13ステラのマイナーチェンジモデルという認識です。

 

さらに細かい部分を良くしたモデルで、現在のキャスティングリールの最高峰です。

 

あまりトラブルはありませんが、初期モデルは、スプールの中のネジが緩み易く、ネジロックが甘いのか?時々飛び出てるモデルもありますのでご注意ください。

 

13ステラにないスプールの小さなネジがなぜ付いたか?わかりませんが、一応スプールを外して時々チェックしてください。

 

それ以外には、完成度が非常に高いので、現在のオフショアの釣りでおすすめのリールとなります。

 

 

このように、スピニングのトラブルが発生しやすい場所のほとんどが、ラインローラー部分、ベイル周りスプール(ドラグ含め)に集中しています。

 

構造的に、時期モデルはさらに進化することを期待しています!

 

私…個人的には、ステラのポジションをキャスティングリールと考えています。

 

キャスティングにはステラ、ジギングにはソルティガ(ダイワ)という感じで使っております。

 

しかし…ダイワさんが昨年発売したソルティガは、方向性が変わってきた気がします。

 

次回は、ソルティガ編をお送りいたします。

 

あくまでも、内容は私の所見ですので、参考程度にしてください。

 

宜しくお願い致します。

 

ではまた、明日。

 

To Be Continued…

 

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