え ぶ ろ ぐ

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えぶろぐ日記 その3 カンパチジギング ライン編

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今日は店舗はお休みいただいてますので、スマホからえぶろぐ日記その3 ライン編を更新します。

 

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カンパチジギングのラインの歴史はまずは、ナイロンラインからPEラインに変わったことで劇的に進化します。

 

それまで100m水深のジギングさえキツかったのが一気に200mまで射程圏内になりました。

 

そのPEラインも様々な進化を遂げ、今の様な形になりました。(ここはざっくりカットw)

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その中で今の時代、カンパチのラインをセレクトするのは非常に難しいです。なぜなら、狙う水深と潮の速さと狙う魚の大きさの事を考えなくてはならないからです。

 

例えば、今回の小笠原ひとつをとってみても、ディープエリア(150-250m前後)であれば、3号〜5号、シャローエリア(50m〜100m前後)であれば、5号〜8号をセレクトします。

 

私は4号、5号、6号、8号のラインを選択して持って行きました。

 

潮が速いと底が取れないので細い糸を使いたいのですが、その糸で60-80キロのカンパチが獲れるの?と自問してみます。

 

イソマグロであれば100キロオーバーの可能性もあります。小笠原の大型がいるエリアに入れば、シャローエリアで大型のカンパチがどんどんかかりますが、ラインが細いとブチブチ根ズレでやられまくります。

 

結論をいえば、最低限底がとれて、アングラーがどれくらいの大きさのカンパチを狙うか?というところの妥協点がラインセレクトの答えです。

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このあたりは、行かれる場所やその時の潮加減もありますので、私にご相談ください。お持ちのタックルやこれから揃えるタックルに表示されてない部分の適合値がありますのでご購入の際お問い合わせください。

 

カンパチジギングは近海ではあまりできないゲームです。関東ですと、近くって伊豆、豆南諸島になります。ほとんどの場合は、遠路はるばる狙いに行きます。

 

その中でいい天候の条件で、いい潮の条件で、超大型サイズがかかることは、一生に1回のチャンスかも知れません。本当のワンチャンのみかもです。

 

その中で、安心してファイトする為に、メインで使うタックルは出来たら毎回新品のラインにしましょう。営業でもなんでもなくて、大型サイズとの出会いは本当にレアですからね。

 

次回はリーダー編をお送りしますねー

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さっきのどれだけ大きな魚をアングラーが狙うかという件ですが、いずれGT編でも書こうと思ってますが、、、、

 

GTは10キロサイズ以下が来るか、70キロオーバーが来るかわかりません。大型程チャンスが少なく難しいので、リーダーも最低200ポンド以上、PEも最低新品の8号はセッティングされた方がいいと思います。

 

超大型サイズのGTを狙ってる方は、さらに200ポンドリーダーの前に100号を2本撚りにしてつけてます。超大型のGTのゼイゴで叩かれるとあんなに太いリーダーが本当にあっさり切れてしまいます。バイト数が少ない魚程、超大型がかかったときに備えるといいと思います。

 

また以前のツアーで、疲れたから5号タックルで何気なく投げたら推定70キロサイズがかかりとれなかったこともありました。不思議と、ライトタックルには良く大型魚がかかります。

 

今までの経験は非常に大切ですが、、、、どの魚種も超大型サイズは今までの釣りの経験が邪魔をする場合が多いです。

 

「今までこれで獲れたからこのタックルで大丈夫」という過信が、人生最大のワンチャンを逃す場合がありますので最後に付け加えておきます。

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